最近、おたくのチワワの動きがおかしいということはないですか?

チワワは調子が悪くても我慢しちゃいますから飼い主が気づかないといけないのです

立っているときの足の位置が不自然とか
散歩が嫌いになったとか
よくモノにぶつかる、など
そんな時にチェックする方法を紹介します

チワワのひざのチェック

 

チワワに多いのが、ひざの脱臼です

先天性の原因もありますが肥満によるものとか 滑りやすい床の為とか 高いところから飛び降りたためなど後天性の原因もあります

平らな場所にチワワを立たせて膝関節の上のあたりにある腱を親指で内側に軽く押してみます。

カクっという感触で腱が外れたら脱臼しています。

足を地面につけられないとか異常に内股になっているなど他にもわかる症状があります。

その先は、獣医さんの担当です病院に連れていきましょう

 

嗅覚テスト

 

嗅覚から判別できるのは脳腫瘍、歯周病などです

フードや、ニオイの強いおやつチワワの好きな食べ物を使います

やり方はチワワを目隠しして顔の近くで食べ物の匂いをかがせます

そのあとで食べ物を置いてチワワが食べに来るか確認します

食べにくれば嗅覚OKですが 食べに来ない ニオイをかがない
というときは、嗅覚異常かもしれません

脳腫瘍の場合もありますし 歯周病で、嗅覚異常になったり
歯の痛みで食欲がないといった可能性もあります

 

聴覚テスト

 

チワワの聴覚に異常がみられるのならば 脳神経の異常とか甲状腺機能低下も考えられます

やり方は チワワから30㎝以上離れたところで手をたたいて チワワが反応するかです

左右の耳それぞれ、後方から手をたたく時の風での反応もあるので距離をとりましょう。

音が鳴ったほうをチワワが見れば正常です

もちろん加齢で難聴の場合もありますが、脳の異常の場合も
疑ってみましょう

眼瞼反射テスト

 

脳幹、神経、咀嚼筋の異常がわかります。

顔面神経麻痺や、意識レベルの確認にも有効です

やり方は まぶたの内側と外側を指で軽く触って離すという動きを何度か繰り返しますが眼球を触らないように注意ですね

すぐに、まばたきしたり眼をつぶった場合はOK

反応が遅い、または反応がない場合異常発生している可能性があります

浅部痛覚テスト

 

椎間板ヘルニアのチェックです

やり方は チワワが伏せてリラックスしてるときに皮膚をつまんでいきます

いろんなん場所をつまんでみてチワワの反応を見ましょう。

部位によって反応が変わるので皮膚をつまんだ時に、ぴくぴく動く、振り向く気にするというのが正しい反応です

本来ならチワワは過敏に反応するはずです。

反応がない、もしくは反応が薄いといった場合には、椎間板ヘルニアのグレード3です

皮膚の痛覚の喪失の可能性もふだんから 皮膚をつまんでチワワがどう反応するのかを確認しておきましょう

ペーパースライドテスト

 

神経機能障害の検査です。

末梢神経、脊髄、脳幹、大脳皮質筋肉の異常もわかります

やり方はこうです。コピー用紙を用意してチワワを紙の真ん中に載せて外側に向かって、紙をゆっくり引き抜いていきます。

紙を外側に引いたとき チワワの足も外側に引っ張られて チワワが自分で元の場所に足を戻そうとすれば正常です

歩き方に少し違和感があるとか加齢による不安がある時に検査してみることをお勧めします。

固有位置感覚テスト

 

椎間板ヘルニアや変形性脊椎症の検査です。

そのほか、神経機能障害を検出するために行われます。

やり方は チワワを立たせて、胸部や腹部を手で支えて、足の甲が地面に接地するようにひっくり返して足が元の状態に戻るかどうか後ろ足から始めて、すべての足を確認していきます。

正常の場合は、チワワはすぐに元に戻そうとします。

反応が鈍い場合は椎間板ヘルニアなどの疑いがあります

綿玉落下テスト

 

眼、視神経、視交叉、視索、外側膝状体、視放線、後頭葉など視覚神経の有無の検査です

やり方は 綿玉や羽、細かく切った紙などを落下させて、目で追わせていきます

音やニオイや風で反応することもあるので 音やニオイがしないものを使います

30㎝以上距離をとって落とします。

正常な場合はチワワが眼で追います

左右を分けて調べたい時は片目ずつ眼帯をつけてやってみます

眼で追わない時にはなにか障害がある可能性があります

チワワのひっこめ反射テスト

だっこして体を固定してチワワの足をかたほうずつ軽く曲げ伸ばしして異常がないか確認します

異常がなければ、チワワの足を小指側親指側、後ろ足、前足を人の指でつまみます

正常であれば、つまんだ時にチワワが足をひっこめる動作をします

後ろ足をひっこめない場合は腰よりも後の神経異常の
場合があります

坐骨神経麻痺などです

前足の場合は、末梢神経異常や頸部、頭部の異常が疑われる
ことがあります

触覚性踏みなおり反応テスト

 

チワワに目隠しをしてチワワを抱き上げます

台の角に足の甲をあてて足が触れた瞬間にチワワが体重を支えようとして台の上に足をのせて踏みなおれるかどうか確認します

自宅で行う時は落下の危険を避けこたつなど低い台で行いましょう

台に足が触れた瞬間に
体を支えようと踏みなおれば正常

踏みなおるのが遅かったり反応しないようならば
運動神経や脳神経にトラブルがある可能性があります

バランスを立て直そうとすることを姿勢反応といいます

姿勢反応をに異常があれば神経異常がある可能性がありますので更に詳しい検査が必要になります

視覚性踏みなおり反応テスト

 

チワワを抱き上げてテストする足だけが動くようにします

台の上に足を近づけてチワワが自分で足を伸ばして着地しようとするか確認します

正常な反応は足が台に近づくと台に触れる前に足を伸ばして
台の上に足をのせて自分の体重を支えようとします

足の動きが遅かったり踏みなおりがない場合は注意です

これは眼球から大脳皮質までの視覚経路、大脳皮質の運動野
脊髄、下位運動神経細胞までの運動経路を確認するテストです。

触覚性踏みなおり反応が正常でこの視覚性踏みなおり反応が
異常の場合は、神経経路異常の可能性がありますので獣医さんで精密検査を受けましょう

姿勢性伸筋突進反応テスト

 

チワワの両脇に手を入れて空中に持ち上げまして体をブランコのように振ります

後ろ足で30cm前方で着地します。

背中を打ち付けないように注意してくださいね。

着地後、チワワがトトトってバックして歩いたら正常です。

なんらかのトラブルがある場合はバックする力がなくて
後ろに下がれないことがあります。

歩き方がおかしいときに行うべきテストです

異常がある場合は、脳、脊髄末梢神経などの異常の可能性があります。

後ろ足本で立たせたときに四つ足に戻ろうとするのが正常反応なのです。

手押し車反応テスト

 

いや、こういう手押し車ではなくて 体操でやる手押し車運動です。

腰のあたりを持ち上げて床から45度の角度で前足だけを着地させて前方にまっすぐ前足だけでチワワを歩かせます。

正常なら、左右同じ歩幅で歩きつまずきなども見られないのですが異常の場合は、歩行が遅かったり歩けずに倒れたりします

こういった場合は脳や末梢神経の異常が疑われます

首に異常があると頭をあげられず頭を床につけてしまったりもします

歩き方や立ち上がり方が不自然な場合にはこのテストが有効です

食欲だけを見ていませんか

 

チワワがご飯を食べないとか吐いてしまう、下痢している
といったときには、さすがに具合が悪いと思いますが それ以外は健康だと思っていませんか?

それは症状によりますね。食欲以外にも症状は現れますので。

チワワが痛がっているようなときはかなりの重症です。

ちょっと痛いくらいでは、チワワは痛そうにしませんから。

関節炎などは、散歩の時間が長かったり普段より走らせてしまったときに悪化することもあります

普段と違う人が散歩に連れて行ったりするとそういうこともありますね。

ケガをしていても食欲が落ちないのは人間も同じです。

人間に置き換えて考えてみましょう。

チワワはしゃべれないし具合が悪くても、我慢してしまうので注意深く見てあげてくださいね

チワワが反応が鈍いと思ったら

 

実は体調ではなくてチワワを甘やかしてしまって増長していたから様子がおかしかったということはないですか。

通常のしつけはできていますか?

  • 「噛みぐせが直らない!」
  • 「いつまでたってもトイレを覚えてくれない」
  • 「留守中のイタズラがひどい」
  • 「無駄吠えが多い」
  • 「しつけをちゃんと覚えてくれない」

などなど不安ではないですか?

訓練に出した直後は素早く呼びかけに反応してくれたんだけどなあ?と思っている方もいると思います。

トレーナーや訓練士にお願いしようとすると時間もお金もたくさんかかってしまいます。

大好きな愛犬と離れて暮らすのは嫌ですし、もしトレーニングしてもお家に帰ってきたら元に戻ってしまう心配もありますよね?

私の愛犬もトレーニングに出したのに帰ってきて環境が元に戻るとまたもとどおりになってしまう経験がありました。

あまやかしてしまっていたんでしょう。

ちゃんと人とチワワのどちらが主なのかを態度で示しながら接していかなくてはいけなかったですね。

私と同じ失敗をしないためにもあなたにおすすめしたいマニュアルがありますので、ぜひご覧になってください。

チワワのしつけ方!成犬になっても使える無駄吠え・噛み癖・トイレのお悩み解消方法