チワワの自然交配で増えすぎ問題！去勢の重要性とは？

イギリスで実際に起こった事件、と言っていいでしょう

バーミンガムに暮らす女性が死亡し警察はその死因の捜査を開始したが、死因調査以前に女性が住んでいた家でびっくりすることがありました。

大量のチワワがいることを発見したということです。

30匹ほどの犬がいると連絡を受けたRSPCA（英国王立動物虐待防止協会）の捜査官は驚くべき光景を目にした。

劣悪な環境の中にいたのは82匹ものチワワ。

亡くなった女性とその夫は4年前にチワワのつがいを飼い始めたのだが去勢手術をしていなかった。

2匹が子供を産み また子供が子供をと まさにネズミ算状態で4年の間に82匹にも繁殖してしまった。

実際にチワワの自然交配で増えすぎてしまった事件

 

こういった例のほとんどがそうだが どうしていいかわからなかったというのが正解でしょう。

相談すれば、里親を募集するとか動物愛護団体やシェルターにといった解決策があったのですがなんとか自分たちで解決しようと努力をした結果、力が及ばずこうなってしまたのでしょう。

いままでは、ふたりだったので何とかできたが、奥さんが亡くなってさらに加速したのでしょう

汚れた部屋には所狭しとチワワが隠れ チワワには汚れがこびりつきノミがわき 何匹かは近親交配のため行動に深刻な問題を抱えており 凶暴で人に吠えかかり噛みつく状態。

チワワは家の中のあらゆる場所にいて洗濯機を動かすと突然中からチワワが出てくるといった状況。

地震被害にでも遭ったかのようなめちゃくちゃで汚れた家の中で、家から出たことがなかったようです。

しつけられるのを嫌がり、怯えている野犬のようだったと言われています

増えすぎて手に負えなくなった典型的な犬屋敷と化していました。

連絡した獣医も、家にこのままチワワを置いておくのは危険と判断しました

この多数のチワワをRSPCAの慈善施設のバーミンガム動物病院へと移動し、82匹のチワワの健康状態を検査。

家を掃除し、今後暮らしやすい環境へと家の改装も手伝った。

結局82匹は一匹残らず新しい家に引き取られたのです。

 

その後のチワワの問題行動はどうなった？

引き取ったうちの多くは行動面に問題ありで吠える、かみつくという状態でしたが後にすっかりおさまったようです。

しかしこれは、ちゃんとしつけていないチワワの多くに発生する良く有ることです

それもこれが82匹では問題は大きいです

対応に当たった獣医も とても悲しく記憶に残った事例と言っています。

チワワの飼い主のみなさんには知ってもらいたくて取り上げました

ペットの去勢手術は大切です。

数が増えるのを防ぐというだけでなく 近親交配により深刻な健康上の問題や行動面での問題を生じさせるのを防ぐためでもあります。

チワワは人工的に作られた犬種です

極端に言ってしまえば奇形なのです

健康上の問題は野生に近い犬種よりも発生率は高いです

ブリーダーさんのようにちゃんと育成できる環境を
整えていれば何も問題有りませんがこのように手に負えなくなると悲惨なことになります。

なおチワワの飼い主の奥さんの死因は、警察の捜査により事件性はなく交通事故の後遺症が原因と発表されました。

猫の話ですが、先日起こった事件も紹介します

 

メインクーンを飼っていた女性がコロナで収入がなくなり餌も与えられなくなり泣きながら友人に相談

友人がネットで調べてシェルターに相談し 結局は里親募集したという例もあります。

やせ細ったこの猫はあと数日の命のところなんとか助かったそうです

メインクーンは猫のセントバーナード　 最大の猫種です

写真のように中型犬を超える大きさです。

当然、人間の女性よりも食事量は多いです。

ちゃんと考えて飼いましょうね

ペットショップに分割払いでよいからと乗せられてしまったようなんですが成長したらどうなるのかちゃんと説明していなかったようです。

ペットショップも問題ですが自分でもちゃんと調べてから飼うようにしましょう。

ペット側の身になってみたらたまったものではありません。

彼らには何の原因もないのですから