チワワがご自宅のソファーを噛んでボロボロになっていませんか?
いちいちソファーを買い替えしていたらたまりませんよね。
ソファーの材質を変えたりしても根本的解決にはなりません。
ではどうするかをお話していきましょう。
犬チワワの噛む力
人の噛む力とは違って、犬の噛む力は体格に比べて非常に強力です。
人間の噛む力は強くても30キロくらいと言われていますが
なんとチワワなどの小型犬であっても、噛む力は100キロ近くあります。
大型犬であれば200キロと言われています。大型犬のドーベルマンやシェパードが首に噛みついてきたら200キロです。ひとたまりもありませんね。
そういった力で噛みついているので、ソファーもひとたまりありません。
噛みつかれても大丈夫なソファーにするのは意味がないということがお分かりいただけましたでしょうか。
つまりそんなもの存在しないのです。
仮に木製にしたところでやっぱりかじられます。
ではどうしたら解決になるのかということです。
それは噛む原因を取り除くことと、噛まないようにしつけることのどちらかですね。
犬チワワがモノに噛みつく原因
ザックリいうとストレスを感じているときです。
でも何に対して不快な気持ちを感じているかによっていくつかに分類できると思います。
一つ一つ解説していきます。
なにか不満なことがある場合
不満であるということのアピールというか抵抗の証拠としてモノをかじるということがあります。
場合によってはここからエスカレートして人に噛みつくようになったりすることもあるので放置しないように注意しましょう。
人の行動に対して犬が不快感を抱いているような場合では、おやつをあげるなどして不快感を取り除いてあげるのも良いでしょう。
攻撃として噛む場合
チワワは特に何かにおびえたり びっくりした場合も含めて攻撃的になることがあります。
つまり心理的に自衛のためといえる行動として噛んでくることがあります。
びっくりした時や何か恐怖を感じるものに対して噛んだりします。何かにびっくりした時は反射的に噛みついたりします。
この場合はチワワが恐怖に感じているのが人間であれば人間に対しても噛みつきます。
好意的に なでようとして近づいてきた人に対しても脅威だと思えば噛みついてきます。
またチワワは自身を有利な状態に置くために噛むこともあります。
マウントをとろうとすると言い換えるとわかりやすいでしょうか。
この場合は人間がチワワと正しい関係性を保つように環境を見つめなおしてみましょう。
歯がムズムズする場合
チワワの子犬の場合に多いです。本能的なもので歯に違和感を感じているからです。
歯が生え変わるだいたい生後8か月までの間は、歯ぐきがムズムズするようで こうなるとなんでもかじってムズムズ感をおさえようとします。人の手に噛みついてくるときもこれが理由になっていることがあります。
大きくなれば成長すれば噛まなくなるので大丈夫だと思いましたか?
これを放置しておくと噛みつくことが当然となって、そのまま噛み癖になってしまうので注意が必要です
犬チワワがソファーに噛みつかないように
いくつか対策があります。
まずは噛めないようにするという方法です。
1.ソファーの角を噛むと思いますのでその部分に段ボールや板を張り付けます。
これは一時的なものなので、子犬の場合で歯が生え変わるときに歯グキがむずがゆくて噛みついているという場合には有効です。
2.チワワの嫌がるにおいを付ける
からしなど刺激物を塗るというかたがいらっしゃいましたがチワワが体調が悪くなってしまってはよろしくありません。
こういった体調に影響のない成分のものが販売されていますので利用してみましょう。
3.たくさん遊んであげる
単に退屈なのでソファーを噛んでしまうチワワの場合はしっかり遊んであげることで気持ちがソファーに向かないようになるでしょう。
噛ませるためのおもちゃなどもありますので、これらで遊んであげるのも有効です。
遊びたい欲求を発散させて気を紛らわしてあげましょう。
放置すると危険です
例えば子犬だからと、そのままほおっておくとチワワにとってはそれが当たりまえになります。
そうなるとチワワの性格上としては増長しまして言うことを聞かなくなる危険性があります。
エスカレートしてくると人に噛みついてくる可能性もあります。
もちろん家族だけではなくて、散歩中になでようと寄ってくる見知らぬ人にもです。
また、家具の一部をかじって破片を飲み込んでしまって嘔吐したり食欲がなくなってしまう恐れもあります。
場合によっては破片が大きければ腸閉塞になってしまうことも考えられます。
チワワが激しい腹痛に襲われて腸管が壊死してしまうと最悪死に至ることもあります。
単なるいたずらと軽く考えずに様々な方法で家具と愛犬とを守るようにしましょう。
でも、根本的にはチワワがソファーを噛んだらいけないのだと理解して自主的に噛まなくなることが理想的な解決です。
チワワのしつけ 訓練で解決
根本的な解決にはしつけでチワワが自分でソファーを噛んではいけないのだと理解することです。
これは子犬だとかあまり関係ありませんし子犬のころから教えられればそのほうが良いです。
放任の時間が長いとそれだけチワワが増長してチワワ様と手下の人間どもという格付けにチワワの中で位置づけられてしまいます。
チワワのしつけについてはこちらに詳しく説明していますので、取り組みたいというかたはこちらをご覧ください。